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2006年 04月 01日
映画の日です。仕事が休みだったので、午後から単館系の映画館に。
普段は観客が少ないのですが、今日は30人以上の入りです。 映画の日と土曜日が重なったからですが、やっぱりこれぐらいは入らないと寂しいですよね。 見たのは「ある子供」ベルギーとフランスの合作映画です。 定職を持たずに、盗みや引ったくりでその日暮らしをする青年とガールフレンドの話です。 ガールフレンドに赤ちゃんが出来ますが、彼は金のためにその赤ちゃんを売り飛ばそうとします… 主人公の青年が悪党と言う感じでは描かれていません。優しい無垢な部分があるのですが、 社会的な部分が欠落したまま大人になってしまったのです。 (そんな人間、いますよね) 途中から気づいたのですが、この映画には映画音楽がありません。 映画のバックに流れるのは街の騒音と携帯電話の着メロです。 その事がこの切ない映画をより際立たせています。 澱のように残ってしまう映画でした。 「ウチの子供」も善悪の判断がつきません。 まるが今回もやってくれました。。。
by maru_kaz
| 2006-04-01 19:22
| 映画etc
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