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2006年 02月 08日
遅めに起きて、CATVのスターチャンネルクラシックにチャンネルを回すと、映画「ラウンド・ミッドナイト」が始まりました。
以前に会社の先輩と酒を飲んだ時、彼が映画、ラウンド・ミッドナイトを褒めちぎるのです。 それ以来気になっていた映画だったのです。 オープニングタイトルにかぶさって、セロニアス・モンクの名曲”ROUND MIDNIGHT”が流れます。 ゾクゾク。。。。 主人公はサキソフォン奏者、彼の演奏スタイルが観客に受け入れられず、自身もアルコールに溺れます。失意のうちにパリにやってきますが。(ジャズピアニスト、バド・パウエルの生涯をヒントに作られた映画です) 主人公を演じるのがデクスター・ゴードン、ジャズのサキソフォン奏者です。 映画製作当時、彼の晩年に近いのですが、そのしわがれ声と雰囲気で圧倒的な存在感です。いくら名優が演じてもその存在感は出せないーーそう感じさせます。 演奏場面にはハービー・ハンコックやウエイン・ショーターなど、一流ジャズメンが脇を固め、スタンダードなジャズの名曲を演奏します。 ジャズファンじゃなくても納得の映画に、☆☆☆☆。
by maru_kaz
| 2006-02-08 17:20
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